必読!歯科用電子カルテの手引き

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POSシステムに基づくPOMR式カルテ

一般的なレセコンに対する歯科用電子カルテの優位性は、その業務対応領域の拡大に他なりません。それを実現するための必須機能といえる、POSシステムに基づくPOMR式診療録について見てみましょう。

事務処理のみならず医療現場でも有効性を発揮

従来のレセコンは保険点数計算や会計機能など、いわゆる事務的な業務範囲に特化したシステムが一般的でした。それらにプラスして、電子カルテは「検査」「診察」「処置」など適応範囲はクリニック業務の全般に及びます。

電子カルテ作成の第一段階は、患者さんの抱える問題に注意を向けるPOS、いわゆる問題思考型アプローチです。患者さんが訴える症状や生活歴など基礎データを収集し、POMR式カルテ作成にフィードバックします。問題のリスト化、初期計画の立案、薬物療法や外科治療など処置計画の決定、処置方法のメリットやデメリットの説明、診療過程の記載。それら一連の治療の流れをPOMR形式にてカルテに落とし込みます。

論理的なカルテがもたらすメリット

POSシステムに基づくPOMR式カルテの特徴として、治療過程をエビデンスに基づきロジカルに記載できる点が挙げられます。計画立案(PLAN)、療法(DO)、経過監査(CHECK)、改善(ACTION)をデータ化し一元管理することで、良質なPDCAサイクルが推進され、医療レベルの向上も図れます。また、明確なロジックに則ったカルテを共有することで、医師や衛生士をはじめとするチーム医療スタッフ全員の意思統一にもつながります。

それら連携はクリニック内だけにとどまりません。歯科領域以外の疾患を抱える高齢者治療時に求められる医科歯科連携においても、カルテを簡易的に共有できる環境は大きなメリットとなります。

患者さんにも波及する導入効果

電子カルテ導入のメリットは、医療スタッフだけでなく患者さんにも波及します。高品質なカルテは医師の説明力アップに寄与し、より円滑なコミュニケーションにつながるでしょう。患者さんの安心感や信頼獲得を得ることで、増患効果も大いに期待できます。

 
 
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